サンゴでできた奇跡の島「喜界島フェア」

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サンゴでできた奇跡の島「喜界島フェア」
ー サンゴの恵みが循環して、育ち、暮らし、学ぶ、島。太古も今も、そしてこの先も。ー

奄美大島の東25㎞に、海で形成されたサンゴが隆起してできた、喜界島。
それはまさに、地球のダイナミックな躍動が作り上げた「奇跡の島」です。
喜界島の暮らしはサンゴと共に根づいており、サンゴの化石を使った石垣や墓石、鉢など、独自のサンゴ礁文化を今に築き上げています。
喜界島フェアでは、サンゴ礁と共に生きる島ならではの特産品や食、みどころや島の暮らしを通じて、喜界島のさまざまな魅力を皆さんに伝えていきます。
ぜひ、遊びにきてください!


<催事概要>
期間:2022年9月23日(金祝) ・24日(土)・ 25日(日)
時間:11:30〜20:00(店舗営業時間) ※フェアは11:30~17:30
場所:離島百貨店(東京・日本橋) 東京都中央区日本橋室町2-4-3 YUITO日本橋室町野村ビルB1F
※店舗情報はこちら


<フェア概要>
★特産品の販売:喜界島の “おいしい” 特産品を販売

サトウキビやゴマから作られる黒糖や菓子、調味料や焼酎など、サンゴ礁と太陽の恵みが詰まった島の特産品を販売します。新たに作られた新商品や生産に限りがあるため都内ではあまりお目にかかることのできない商品なども、今回のフェアにあわせて喜界島から届けられます。
ぜひ喜界町の皆さんから直接話を聞いて、良質な喜界島産品をお手にとってご覧ください。

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★飲食提供:「喰い処 十兵衛」のだし汁で食べる鶏飯丼

島内で採れる食材を使った郷土料理を楽しめるお店「十兵衛」。地元産地鶏の旨みがたっぷりしみ込んだ鶏ガラスープで食べるこちらの鶏飯は、島民にも観光客にも人気の一品です。今回は、十兵衛で作られただし汁を特別に直送し、鶏飯丼でご提供します。フェアの3日間のみ、1日30食限定。

イラスト※画像はイメージです

★イベント:トークイベント「よろこび感じる!喜界島」

喜界島にゆかりのある4名が、それぞれの視点で“喜び感じる”喜界島スポットをご紹介していきます。喜界島とも中継を繋ぎ、来場する皆さんにも喜界島を感じていただけます。
 ■登壇者 喜界町⻑:隈崎 悦男さん
      喜界島観光大使:松井 美緒さん
      喜界島在住/シンガーソングライター:土岐 宏大さん
      喜界島出身/奄美シマ唄者:牧岡 奈美さん
 ■日 時 9/23(金祝) 14:00~15:00
 ■会 場 離島百貨店(離島キッチン日本橋)屋外テラス
 ※当日は、オンライン配信も行います。申込フォーム よりお申し込みください。

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★留学相談:「サンゴ留学」相談会

喜界島がまるごと学びのフィールドに。 サンゴ研究を通じて、自分の好きや興味を探究してみたいひと、世界に羽ばたきたいひと、ぜひ色々聞きにきてみてください。
 ■日 時 9/25(日) 13:00~17:00
 ■会 場 離島百貨店(離島キッチン日本橋)店内サロンスペース
 ■対 象 高校進学を控えた中学生とそのご家族
 ※お問い合わせ先 喜界町役場 企画観光課ふるさと未来創生室 Tel:0997-65-3682

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<喜界島とは>

鹿児島県喜界町が所在する喜界島は、鹿児島県本土から南に約380km、奄美大島の東25kmに位置し、太平洋と東シナ海のぶつかる東経130度00分の洋上に浮かぶ隆起サンゴ礁の島です。総面積56.94k㎡、周囲48.6kmの島の大半が隆起サンゴ礁で、今でも年間平均2㎜のスピードで隆起し続けているというのは、世界でも類がなく、学術的にも貴重な島。まさに、地球のダイナミックな躍動が作り上げた「奇跡の島」と呼ぶことができます。

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真っ白な砂浜が続くサンゴリーフに囲まれたビーチや、樹齢100年を超える巨大ガジュマル、どこまでも広がるサトウキビ畑、目にも鮮やかなハイビスカスやグラジオラス、その周りを美しく舞うたくさんの蝶たち。喜界島で目にする雄大な光景は全て、サンゴ礁の大地からのエネルギーによって形成され育ったものです。

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37の集落に住む約6,700人の島民の暮らしも同様で、それぞれの独自の伝統文化や方言と共に、サンゴ礁文化が根づいています。例えば、海岸線の家々の垣根はサンゴの化石からできていて、海風を遮り、夏の暑さを避ける工夫がそこかしこになされ、先祖からの伝統技法を今なお継承しています。その他にも、道を照らす灯篭や穀物を洗うための洗い場などにもサンゴが使われていたり、サンゴの化石をご神体として祀る集落もあります。

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<喜界島の特産品>

今から10万年前に形成された喜界島は地質学上では若く、島の土壌は海のミネラルをたっぷり含んでいるため、そこで栽培される農産品や加工品は非常に質が高いと、島内外から高い評価を得ています。
基幹産業は農業で、土壌が弱アルカリ性のためサトウキビの栽培に非常に適しているとされており、島一面にサトウキビ畑が広がります。サトウキビから作られる黒糖や黒糖焼酎は島の特産品となっています。
また国内最大のゴマの産地としても知られています。昔から大事に守られてきた在来種である喜界島の白ゴマは、香りが非常に良く、ビタミン・ミネラル等を多く含む健康食品としても大人気です。収穫時期には喜界島ならではのセサミストリートを見ることもできます。

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<喜界町の取り組み>

サンゴ礁研究の聖地でもある喜界島には、日本で唯一、サンゴ礁の研究に特化した「喜界島サンゴ礁科学研究所」があります。「100年後に残す」を理念とし、国際的なサンゴ礁研究の拠点として、喜界島をはじめ世界中のサンゴ礁に関する研究や調査をおこなっています。
サンゴ留学とは、高校3年間を喜界町が指定する寮に入り、鹿児島県立喜界高等学校に通いながら、喜界島サンゴ礁科学研究所で島をフィールドにさまざまな分野を学ぶ留学制度。その他にも農業体験や地域の伝統行事などにも参加する機会を設け、活きた学習を提供しています。
喜界町「サンゴ留学」について (外部リンク)

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<フェアの背景>

喜界町は一島一町のまちとして、地域活性化に向けた様々な取り組みを行いながらまちづくりを進めてきました。全国的にも人口減少や少子高齢化が進むなか、地域経済規模の縮小など人口減少が地域の将来に与える影響を考えると、喜界町がこれからも発展を目指していくためには、交流人口の拡大による活性化を図る必要があります。
交流人口の策として、まずは島外の人々に「喜界島について知ってもらう」こと、そしてその先に「喜界島に訪れてもらう」ことは、島内の幅広い産業に影響を及ぼし、地域経済を引っ張る大きな可能性を秘めています。また多くの人が島を訪れることによって、島民自身が自分たちのまちを見つめ誇りを持つ機会に繋がることも魅力の一つです。
今回のフェアで、喜界島に存在するあらゆる魅力資源を都市部の人々に発信し産品や食を通して「喜界島を知ってもらう」ことで、その先にある島内外の人々同士の交流に繋げ、息の長いまちづくりを目指しています。

プレスリリース はこちらからダウンロード

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